お知らせ

訃報 MORINOの生産 終わりました。

2021年10月02日
  • HOHNERで最も売れ、信頼されてきた MORINOは山深いイタリア ピエモンテ州に生まれジュネーブで家具職人になったVenanzio Morinoさんによって生まれました。彼は1930年に乞われてドイツHOHNER社に移り、初号のモデルを出しました。いらい職人ならではの着想と技術で多くのモデルを世に出しました。並び称されるGOLA(彼もイタリア人でDallapeの技術者だった)より遥かに多くの楽器が愛されて来ました。彼は異国ドイツの地で寿命を全うし、今トロッシンゲンの墓地に眠っています。楽器は以降90年にわたって「アコーディオンの良心MORINO」と称されるに至ります。多くの若手職人が彼の技術、パッションを継承して、作り続けてきたのです。そのHOHNER社(今は中国系企業に買収されている)がなんとMORINOの製造をやめたということです。ななっんという無残なことでしょう。中国ではああいった良質の音質は作る技術がない、パッションよりも金至上主義ということでしょうか。

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