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MORINOへGOLAへ ~ 音づくりの旅2008年6月 ドイツ NO4
私は、はるか日本を離れここドイツ、西南の高原の町、トロッシンゲンにいる。
アコーディオンの整備技術と調律を学ぶ立場から、今HOHNERの工場にお世話になっている。
448枚もあるリード群をいったいどのように削り、バルブを調整して音を作っていくのだろうか。数多くあるアコーディオンも1台1台でわずかだが違いがある。その性格の差は何によって生まれるのか。別な言い方をすれば、ある加工をリードに施すと、今までの楽器とはまた別な音色が生まれるのであれば私にとってはこれは貴重な楽器を再生するうえで、心強い技術になる。
彼らが行う音づくりとはどんな音だろうか。
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MORINOへGOLAへ ~ 音づくりの旅2008年6月 ドイツ NO3
工場では一般の職人にまざって「クラフト・マイスター」の資格を持った検品担当者、調律担当者がそれぞれの持ち場で働いている。1次調律されたリードの再チェックを行い、精密な調整を施す。ブロックにワックスづけし、バスのシャフトを組み立て、本体のスイッチを調整して出荷まえの検品工程に入る。
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MORINOへGOLAへ ~ 音づくりの旅2008年6月 ドイツ NO2
工場内はきわめて広大であった。 5000人を擁していた赤レンガづくりの旧工場からほど近いところに新工場はあった。両翼300mあろうかという巨大な敷地である。ちょうど東京ビッグサイトの西館くらいにはなるだろうか。西にシュバルツ・バルト(黒い森という名の山容)が、東にはシュバーレン・アルプスに囲まれた高原の地である。標高は600mを越す。初夏の陽射しがのぼりかける朝8時前にはとっくに工場は稼動していた。
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