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The Golden Age of Accordion

アコーディオンは風の楽器だといいいます。フイゴに似たジャバラで空気を押し出し、スチールのはがねでできた振動板(リード)に当てて震わせ、音を出すこの楽器は、1900年代初頭から主にアメリカに輸出され一大繁栄の時代をつくってきました。数十年たった今、アコースティックな音色や、押し弾きするアピアランスの面白さから若いミュージシャンが注目しはじめています。もちろんコバさんの活躍、ピアソラのブームなどが大きく影響してきました。

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この「黄金時代のAccordionブログ」は、英文で同名のタイトル「The Golden Age of Accordion」(R.Flynn,E.Davison.E.Chavezによる共著。Flynn Associates社)の紹介を主な目的にしています。そのポイントは、かつて黄金時代を築いてきたたぐいまれな賢い楽器であるアコーディオンそのものがどう開発され市場に向かったか、オーナーや数々のクラフトマン、さらに今に言うマーケテイング戦略の展開などを紹介します。ひとつの楽器が世界中で脚光をあび、その瞬間、期間にして30~40年の間に衰退に向かった。その栄光と挫折。そこに生きた人々のいのちの声を聞きだして、お届けします。

この原本は350ページあって、写真も多くかなりの内容がつまっています。それを一部始終紹介するのは、退屈だと思いますので、私の手元にある数10台の「黄金時代を生きた」楽器なども紹介しながら、読んで、見てたのしいブログにしたいと思います。アコーディオンは持ち運べる、電気がなくても大きな音が出る。メロディもバックもどちらもこなす。チューバに似た低い音からピッコロの極めて高い音まで出る。さらにふつうに使って故障が少ない。もちろん音質自体がアコースティックで、人恋しい、なつかしい音色である。とてもメリットな楽器なのです。
このブログはそんなすごい楽器が世界に出て、そして瞬く間に普及した(USA)。しかし第二次大戦の終了後数年を盛りに、そのあとはエレキブーム、小型手っ取りはやいモノ志向などからでしょうか、ピタッと静かになりました。日本でも歌声喫茶がはやった頃、あるバンドマンのアコーディオン奏者は毎晩お客さんのチップでポケットがはちきれんばかりだった、となつかしそうに話していました。
でも、今でも、アコーディオンの灯は消えるどころか、また再びあの「黄金時代」をほうふつとさせるような状況が近づいてきています。

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大量消費、国民皆右向けば右。皆が同じことをめざし追っかけた戦後の60年が終わり、こころの豊かさや、非常識な浪費を慎もうという考えが主流になってきました。そういう私も、石油系の企業で30年余メシを食わせていただいた「よき習い」をやめ、こころ豊かに暮らすこと、そのお手伝いをしたいと考えているものです。
音楽、それも自分で演奏することは何度も何度も繰り返しながら、少しづつうまく弾ける、そのプロセスにやりたくとも出来なかった時代のこと、面白かったことも、つらかったことも、感動したことも、憤ったことも。みんな私のこころを流れ、流していく。そのゆったりした気分が久しく対話してこなかった、まぎれもないこの「自分自身」と話し合う機会と思います。自分と本気で向き合うなかで、家族や友人隣人への感情が豊かになるような、そんな気がしています。
アコーディオンは姿も音も美しく、自分と他人と仲良くなっていく媒介楽器だということを、強く意識しながらブログを進めてまいります。叱咤、励まし、ご指摘、同感!なんでも結構です。きがついたらその場でちょっとメール下さい。


2005年5月 3日 17:08

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